【看護学生向け】国試対策まとめノートを作るための3つのポイント|ノートの写真あり

まとめノートの作り方 ちょっと一息

看護学生の皆さん、国家試験に向けた勉強は順調に進んでいますか?

国試までの限られた時間の中で、効率よく知識を整理し、試験当日にしっかりと自信を持って臨むためには、
「間違えた問題を中心にまとめたノート」を活用するのがポイントです。

模試や過去問で一度間違えた問題は、あなたの「苦手分野」ということになります。
間違えた問題をただ解き直すだけでなく、自分専用のノートにまとめておくことで、効率的に復習ができ、重要なポイントを頭に定着させることができます。

この記事では、看護学生に特化した「国試当日に使える最終確認用ノート」の作り方をご紹介します。
・ノート作成の3つのポイント
・まとめノートの活用方法
・まとめノートの作り方

などの役立つ情報を盛り込みました。

間違えた問題をもう二度と間違えない
そんな最強ノートを作って、国試本番で最高のパフォーマンスを発揮しましょう!

試験当日用の「まとめノート」を作りましょう

試験当日用まとめノートとは

国試当日用の「勉強ノート」とは・・・
国家試験本番直前や試験当日に効率よく復習できるように作成された、重要事項をコンパクトにまとめたノートのことです。

試験の直前という限られた時間で、苦手分野を再確認することで、自身や安心感につながります。
自分のお守りとして、試験当日用ノートを作ってみませんか??

まとめノートの特徴と役割

まとめノートの役割

①試験当日の最終確認ツールとして活用する

苦手分野の克服をサポートする

知識を整理して効率的に学ぶ

④過去の間違いを振り返り、同じミスを防ぐ

⑤視覚的な整理で記憶の定着を促進する

⑥試験直前の不安を軽減し、自信を高める

まとめノートの特徴

重要事項を凝縮
試験範囲全体を網羅するのではなく、頻出問題や苦手な箇所に絞り込んで作成。

視覚的に整理された内容
図表やゴロ合わせ、色分けを活用し、見やすく直感的に理解しやすい形にする。

短時間で見直し可能
本番直前に素早く確認できる簡潔なフォーマットでまとめる。

苦手分野を克服するツール
過去のミスを分析し、同じ間違いを防ぐための復習に特化した内容を含む。

このように、まとめノートは単なるメモではなく、
国試合格に向けた「自分専用の学習ツール」として大いに役立つ存在です。
計画的に作成し、試験本番に最大の成果を発揮しましょう!


まとめノート作成時に知っておきたい3つのポイント

看護国試当日に役立つ「勉強ノート」を作るには、計画が必要です。
適当に作ってしまうと、当日どこに何が書かれているかわからず、必要な情報を得ることができません。
ただ闇雲にノートを作るのではなく、効率よく要点を整理し、実用的な形に仕上げることがポイントです。

▼ここでは以下についてまとめていきます。

  • 効率よく作成するための3つのポイント
  • ノートを作成するタイミング
  • 準備の進め方

効率よくノートを作成するための3つのポイント

1. 重要事項を絞り込んでまとめる

  • 国試範囲は広いため、全ての内容を網羅するのは非効率です。
    特に頻出問題苦手分野に絞ってノートを作成しましょう。
  • 過去問模試の間違いから自分がよく間違える部分をピックアップし、その解説を簡潔にまとめます。
    重要な用語やポイントを箇条書きで整理すると効果的です。

2. 視覚的に整理して理解しやすくする

  • ノートが見やすく、素早く情報を引き出せるように図表や表、色分けを活用しましょう。
  • 疾患ごとの特徴薬剤の副作用など、関連性のある情報はまとめて図にすることで、視覚的に理解しやすくなります。また、ゴロ合わせ記憶のコツも加えると、記憶に定着しやすくなります。

3. 短時間で見返せる構成にする

  • 国試当日は時間に限りがあるため、ノートは短時間で効率よく見返せるように構成しましょう。
  • 各ページに重要なキーワード要点を大きく記載し、詳細な説明は簡潔に、最低限に留めます。
  • ノートは試験当日にも手軽に持ち歩けるサイズにし、見直しやすいように整理整頓されたページにまとめましょう。

これらのポイントを意識して勉強ノートを作成すれば、試験直前に焦らず効率よく復習でき、自信を持って試験に臨むことができます。

まとめノートはいつ作るの?

まとめノートは、試験本番の直前ではなく、勉強を進めながら徐々に作成するのが理想です。

試験2~3か月前
・模試や過去問を解く中で、自分が苦手な分野や間違えた問題をノートにまとめ始めます。
→この時期はまだ知識が不完全なため、重要なポイントや基礎知識を簡単に整理しておくと、後の学習に役立ちます。

試験1~2か月前
頻出問題や重要分野に焦点を当て、まとめノートを本格的に作成していきます。
重要な疾患名薬剤の特徴を図や表にして整理します。
→これまでに間違えた問題を振り返り、その解説をノートに反映させます。

試験1か月前~直前
・まとめノートを最終確認用のツールとして完成させます。
→これまでの内容を再整理し、試験直前にスムーズに確認できるようにします。
ノートにまとめた情報は、試験前日や試験当日にも短時間で見返せるように工夫します。

まとめノートは、試験本番に向けて「復習・確認・整理」を行うためのツールであり、試験直前に慌てて作成するのではなく、勉強を進めながら計画的に作成していくことが重要です。

しかし、まとめノートを作るのに時間をかけると過去問などによる実践練習や本来の学習時間を削られてしまいます。
計画的に作成、必要に応じて更新し、最終的には復習を中心に進めることが理想です。

国試前日・当日に使える!効率的なノート活用術

作成した勉強ノートを効果的に活用することで、試験への自信を深めることができます。
ここでは、国試前日・当日に役立つ効率的なノート活用術をご紹介します。

1. 前日の活用法:全体をざっと見直す

ノート全体を通して復習する

  • 重要なポイントを再確認
    試験で特に出題頻度の高い内容や、自分が苦手だった分野を中心にざっと目を通します。
    全てを細かく復習するのではなく、優先順位をつけて確認することがポイントです。

試験のシミュレーションを行う

  • 試験時間を意識したイメージトレーニング
    ノートを使って、どのような問題が出題されるのかを想像しながら確認します。
    本番を意識した復習で、問題を見て解答するまでの時間配分の感覚も養いましょう。

2. 当日の活用法直前に自信をつける

重要事項だけを再確認

  • 直前チェックリストを作成する
    前日までの復習で特に重要だと感じたポイントを抜き出し、試験会場での最終確認用に使います。
    これにより、迷いを減らし、自信を持って本番に臨むことができます。

苦手分野の重点確認

  • 短時間で見直せるページを活用
    苦手だった分野をピンポイントで見直します。
    ノートが見やすく整理されていれば、短時間で効率的に復習が可能です。

深呼吸してノートを閉じる

  • ノートはあくまで補助ツール
    試験直前は気持ちを落ち着けることが最優先です。
    必要な確認が終わったら、ノートを閉じて深呼吸しましょう。
    いろいろ見ようと思うと不安が大きくなることもあります。
    最終的には、これまでの勉強が自信につながります。
    自信をもって試験に挑みましょう。

まとめノートの作り方復習に特化したまとめ方

勉強ノート作成準備するもの

1. ルーズリーフ(A5サイズ推奨)

ルーズリーフを使用することで、情報の追加や不要な情報を差し替えたりすることが簡単にできます。
特にA5サイズのルーズリーフは、コンパクトで持ち運びに便利です。
また1ページ全体を一目で見ることができます。

2. 赤シート、オレンジペン

・隠して思い出す練習をする
・暗記に特化している
・効率的な復習が可能


このようなメリットがあります。
試験直前に、覚えているか確認する際に使用することができます。

3. 付箋

苦手分野や間違えたところに付箋を貼っておきます。
覚えた、自信がついた状態になったら、その付箋を外します。
付箋が減っていくという達成感を味わうことができるのもメリットです。

復習に特化したノートの作り方

1. 問題部分

問題文を簡潔に書く
問題そのものを記載する際は、文章を短縮したり、重要なキーワードだけを抜き出して記録します。

:「糖尿病患者の血糖値を下げる薬は?」

問題文をすべて書き写すことは、しません。
写す時間や復習するときに読む時間がかかってしまいます。
簡潔に書きましょう。

2. 解答と解説

間違えた選択肢と理由を書く
自分が選んだ間違った選択肢を書き、その選択をした理由を分析します。

:選択肢A「インスリン」→糖尿病の治療に使われるが、この問題では適応外

正しい解答を記載し、解答の根拠を書く

:正解は、選択肢B「メトホルミン」→2型糖尿病の血糖値改善薬

解説や根拠を明確に書く
解答の背景知識や覚えるべきポイントを簡潔にまとめます。

3. ゴロや補足情報を追加する

  • 図表や語呂合わせを追加
    記憶に残りやすい工夫として、図表や語呂合わせを活用します。
  • 補足情報を書く
    問題と関連する知識や出題頻度が高いテーマも一緒にまとめておくと、より効果的です。

国家試験対策では、効率的なノート作成が合否を左右します。
ただ内容を詰め込むだけでなく、ポイントを絞ったノートを作成することが重要です。
私のノートを少しだけ紹介します。
(字が汚いです。すみません。)

実際のノートの作り方を見てみましょう

科目
科目ごとにかき分けましょう。
そのようにすることで、自分の苦手分野が見えてきます。
また、同じような問題を間違えている場合、ノートにまとめる必要がなくなります。
追加で情報を得た場合は、追記しましょう。

チェックボックス
復習の時に、間違えたり、わからなかったらチェックしましょう。
覚えていないことが視覚的にわかるようになります。

いつの過去問か
再度解説を読みたいときなどに、記載してあると便利です。
省略して書くことで、時短につながります。

補足情報
レビューブックや解説などを見て、補足情報を追記しておきましょう。

ゴロ
覚え方などを一緒に書いておくことで、復習する際に役に立ちます。

今回は私のノートの一例です。
自分の見やすい方法で書くことが一番です。

看護師国家試験合格を目指して!勉強ノートを活用する際の注意点

国家試験合格を目指してノートを活用する際には、いくつかの注意点があります。
勉強ノートは学習効率を高めるツールであり、目的を見失うと逆効果になることもあります。
ここでは、ノート作成時の注意点とその対策を詳しく解説します。

1. ノート作成に時間をかけすぎない工夫

なぜ時間をかけすぎるとダメなのか?

ノート作成は勉強をサポートするための手段です。
しかし、ノート作りに多くの時間を費やしてしまうと、本来の学習である「過去問の解答練習」や「復習」に割く時間が減少してしまいます。これでは本末転倒です。


2. 自分に合った方法を見つける大切さ

なぜ方法が人によって異なるのか?

学習スタイルは人それぞれ異なります。
ある人にとっては効果的な方法が、別の人にとっては合わない場合もあります。
例えば、手書きで覚えるタイプの人もいれば、デジタルノートで効率的にまとめるほうが得意な人もいます。

筆者の場合は、手書きのノートの方が復習するときに見やすかったので手書きしていました。
パソコンから出力された文字を読むのが苦手でした。

自分に合った方法を見つけるポイント

  1. 試行錯誤を繰り返す
    最初から完璧なノートを作る必要はありません。
    模試や過去問を通じて、どの方法が自分にとって覚えやすいかを試しながら工夫を重ねましょう。
  2. 得意分野と苦手分野でまとめ方を変える
    得意分野:簡潔に、確認用の情報を中心に記載。
    苦手分野:詳細な解説や語呂合わせを記載し、理解を深める工夫を。
  3. 時間と労力のバランスを考える
    ノート作成に時間をかけすぎると、他の勉強が疎かになります。
    1ページにまとめる時間を15~30分程度に制限するのがおすすめです。

3. ノート活用を成功させるための心構え

ノートは復習ツールと割り切る

ノート作成にこだわりすぎず、「試験直前に効率よく確認するためのツール」として捉えることが大切です。
完璧なノートを作ることを目指すのではなく、復習や確認に役立つノートを目指しましょう。
自分のお守りノートです。綺麗に書く必要はありません。
字が汚くても、間違っても、汚れても気にする必要はありません。

きれいなノートは確かに見やすいですが、作成に時間がかかっていては本末転倒です。

継続的に更新する

勉強を進める中で新たな間違いや重要ポイントが出てくることがあります。
ノートは随時更新しておきましょう。
また、自信をもって解答できる場合は、ページを外しておいても良いと思います。
試験直前に確認するページを絞っておくことも重要です

試験本番を意識する

ノートを作る際は、「試験当日に見返す」ことを意識して内容を選ぶと、必要以上に情報を詰め込むことを防げます。


勉強ノートは国家試験対策において非常に有効なツールですが、活用方法を間違えると逆効果になることもあります。
「効率的に作成する」
「自分に合った方法を見つける」

という2つのポイントを押さえて、ノートを活用しながら計画的に学習を進めましょう。
この工夫を取り入れることで、短時間での復習が可能となり、合格への自信を高めることができます!

まとめ自分だけの「最強ノート」で国試を乗り切ろう

勉強ノートは、最後に確認できる「お守りノート」のような役割を果たし、不安を和らげる効果も期待できます。

▼勉強ノート作成時のポイント
・重要事項を絞り込む
・視覚的に整理
・短時間で見返せる構成

勉強ノートは試験本番に向けた「最後の仕上げ」として非常に有効なツールです。
ノート作成をただの作業に終わらせるのではなく、自分が本当に必要な情報を効率的に整理し、実用的な形に仕上げることを目指しましょう。
計画的に準備を進めておけば、試験当日に「このノートがあるから大丈夫」と自信を持って本番に挑めるはずです!

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