【東京育ち看護師の田舎移住の記録①】職場で感じた都会の病院とのギャップ6選

看護師ライフ

東京から遠く離れた某田舎で手術室看護師をしている「くま」です。

結婚をきっかけに、私は東京を離れ、田舎で新しい生活を始めました。
最初は、車の運転もできず、心の中で「本当にここでやっていけるのか?」と不安に感じていました。
グーグルマップで見ると、私が住んでいる街はほぼ緑で覆われています。
もちろん、家族や友人は近くにはおらず、日中は誰とも会話することもありません。
そんな毎日に不安を感じていたため、看護師として働き始めました。

さて、今回は都会の病院と田舎の病院で感じたギャップについてお話しします。

ギャップ①:言葉が通じない

田舎で看護師の仕事を始めて、最初に直面したのが「言葉の壁」でした。
特に高齢の患者さんは、方言が強く、早口で話すため、何を言っているのか全く分からないことが多かったです。
私は手術室で働いているので、患者さんと直接会話する機会は限られていますが、最初の頃は本当に何を言っているのか分かりませんでした。

そして、驚いたことに、私の標準語も時々通じないという事態に…!

ある日、術前訪問から帰った私が、先輩にそのことを相談すると、
「私たちも何言ってるか分からない時があるから、大丈夫だよ!」と言われ、衝撃を受けました。

1年ほど働いたあたりから、少しずつ方言が分かるようになってきました。
しかし、いまだに患者さんには、「どこから来たの?」と聞かれてしまいます。

ギャップ②:給料が大幅ダウン

田舎での就職活動を始めるにあたって、転職サイトに登録し、電話相談をした際に最初に言われたことがあります。
「今よりも給料は絶対に下がります。でも、家賃が安いから大丈夫です。田舎価格だと思ってください。」
実際、どんなに良い条件でも、東京の某病院の新人時代の基本給程度でした。

現在、私は総合病院の手術室で働いていますが、日勤のみで残業もなく働いているものの、前職の手取りからは月10万円ほど減りました。
正直、田舎はお金がかからないと言われますが、それはウソです。

余談:田舎は物価が安いから大丈夫は、ウソ!!

田舎は物価が安いから、給料が安くても大丈夫はウソです。
確かに、家賃や駐車場は、半分とまでは言いませんが安いです。
田舎に住んでいるからこそかかるお金があります。

プロパンガスほぼ一択

都市ガスの住宅なんて、不動産サイトを見てもほとんどありません。
プロパンガスは、都市ガスに比べて1.8倍程度高いと言われています。
毎日湯船にお湯をためて入ると、ガス代は、18.000円かかっています!驚き!

車社会

田舎では、車がなければ生活が成り立ちません。
買い物に行くにも、子供を遊ばせる公園に行くにも、車が必須です。
街頭が少ないため、夜道を歩くのも怖いので、夜は必ず車に乗ります。

バスは1時間に1本、電車も40分に1本来るか来ないか…という感じです。
東京では電車の時刻表なんて気にしたこともなかったのに、田舎では時刻表を見ないと長時間待つことも。
待合室?そんなものはありません(笑)

物価は家賃以外は変わらない

確かに、家賃は安いです。東京の駐車場1台分の料金で、田舎では広い物件が借りられることもあります。
しかし、食品の価格が安いということは一度もありません。
むしろ、遠くから運ばれてくる食材は東京よりも高いと感じることがあります。
地元で生産される野菜なども、物価高騰の影響を受けて高くなっているのが実情です。

ブランド品や服などは、都会に住んでいても田舎に住んでいても値段は同じです。
田舎ではブランド物を身に付けて出かける場所がありません(笑)
その点では、物欲が抑えられ、お金がかからないように感じることもあります。

ギャップ③:医者の雰囲気が違う(気がする)

東京での職場には私大卒業の医師が多かったのに対し、今の職場では国公立大学卒業の医師がほとんどです。
そのせいなのか、雰囲気がかなり違います。みんな真面目で、やや堅苦しい感じがします。
また、病院全体に「お医者様が絶対!」という雰囲気が漂っており、東京での職場とは少し違った印象を受けました。

ギャップ④:看護師があまり守られていない

田舎では、看護師が都会ほど職場の待遇的に守られていないように感じます。
病院の数が少なく、働き手の選択肢が限られているためか、病院側の立場が強いように思えます。
例えば、オンコール代金が半額以下だったり、呼び出し料金がなかったり、深夜のオンコールで呼ばれても次の日は普通に日勤ということもあります。前残業やサービス残業も当たり前のようにあります。

都会では、辞めた後すぐに別の病院で働くことができますが、狭い田舎で働くということは、辞めた後に違う病院に移ったとしても、元の職場の人と遭遇する確率が非常に高いということです。
実際、私も子どもを病院に連れて行ったとき、そこで看護師として働いていたのは、以前一緒に研修を受けた同僚でした。

田舎では、職場探しが難しいため、年齢を重ねるごとに辞めづらくなってしまうのではないかと思います。
その結果、圧倒的なお局率の高さを誇ることに…あ、すみません。嘘です(笑)。

ギャップ⑤:当たり前のことが当たり前じゃない

東京の病院では、10年前から当たり前に取り入れていることが、ここではこれから導入されるということがよくあります。
具体的な内容は、差し控えますが、正直、驚くことが多いです。
そのたびに、経験者として助言を求められたり、マニュアルの作成に駆り出されたりします。

ギャップ⑥:差し入れが野菜や果物

実家が農家や農家を兼業している人、畑を持っている人がいます。
そんな人からの差し入れは、野菜や果物だったりして、ほっこりします。

都会ではなかなか味わえない、田舎ならではの温かい心遣いを感じます。

まとめ

都会と田舎の病院では、少々ギャップがありますが楽しく手術室看護師として働いています。

今後も、「東京育ち看護師の田舎移住の記録」を公開していきます。
田舎に引っ越す予定のある方などの参考になったら幸いです。

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