【東京育ち看護師の田舎移住の記録②】田舎移住のメリット・デメリット|子育てには向いている?

看護師ライフ

こんにちは!東京で10年、田舎に移住して5年以上が経つ現役看護師「くま」です。
現在は二児の母として、仕事と育児の両立に奮闘中。
実家が遠すぎて涙目になりながらも、田舎暮らしの魅力を日々感じています。

最近、地方移住が注目されていますが、移住前に知っておきたいメリット・デメリットを、私のリアルな体験談を交えてご紹介します!

田舎暮らしのメリット

家賃が安い!広々とした住環境

土地が広いため、賃貸物件の家賃は都心と比べて格段に安いです。
しかも、ほとんどの物件には駐車場がついており、家賃という固定費が減るため、この点では家計にやさしいです。

どこに行っても混雑していない

休日に人気のスポットに行っても、都会のような混雑はほとんどありません。
平日の渋谷よりも空いていることが多いです。

例えば買い物に行っても、レジに並んでいるのはせいぜい2~3人程度。
混雑に慣れた都会人にとっては、どんなに混んでいようと都会には及びません。
田舎に慣れてしまうと、あんなに遊びに行っていた新宿や渋谷のなどの人混みが、怖くて近寄りがたくなってしまいました。

駐車場が無料!!

駐車場にお金がかかるのは、県内で最も栄えている場所くらいです。
普段使うお店や施設の駐車場は、無料で駐車できます。そして広い!
コインパーキングでも、24時間停めて500円程度なので、都会の駐車場料金に比べて格安です。

新鮮で美味しい食材が手に入る

地元の新鮮な野菜や魚などが、近所の直売所などで簡単に手に入ります。
それはどれも美味しくて満足しています。
また、美味しい野菜などを実家が農家の職場の同僚からいただくこともあります。

旅行気分を味わえる自然

東京育ちの私からすると、川や海、広大に広がる畑をみるだけで旅行気分になれます。
一番驚いたのが、星の綺麗さです。
街灯が少ないため、家の前からでもこんなに星があったのか!と驚くほどたくさんの星を見ることができます。

温泉が安くて近い

温泉が豊富な地域に住んでいるので、疲れた時に気軽に温泉に行くことができます。
体がぽかぽか温まって、疲れも吹っ飛びます。
そして、なんといっても温泉の料金が安い!都会のスーパー銭湯の半額以下で入れるので、頻繁に行けます!

物欲が減る

都会にいると、街を歩くだけであれもこれも欲しくなりますよね。「あのバッグ、可愛い!」なんて思ったり。でも田舎に住んでいると、どんなに素敵なバッグを持っていても、持って行く場所がないな…と気づくようになり、気づけば物欲が減っていきました。

田舎暮らしのデメリット

車がないと生活できない

田舎では、公共交通機関が都市部ほど発展していないため、車がなければ生活が成り立たないのが現実です。
日常的に買い物や病院に行くためにも、車が必須となります。

もちろん、すごく頑張れば自転車でも生活は可能かもしれませんが、特に雨や雪の日、重い荷物を運ぶ時などには、やはり車が欠かせません。また、生活スタイルによっては、一人一台車が必要になる場合も多く、家族全員分の車の維持費がかかることになります。

私は車の運転ができない状態で移住しましたが、車通りも少ない、広い道で練習をすることができたので、今は問題なく運転することができています。しかし、田んぼや用水路が多く、そのような道は落ちないかなと不安になりながら運転しています。

公共交通機関が不便

田舎の電車やバスなどの公共交通機関は都会のように頻繁に走っていないので、日常的に利用するには不便さを感じることがあります。
私の住んでいる地域の最寄り駅には、改札が無く、無人駅です。
初めて電車に乗ろうとしたときに、どうしていいかわからず、戸惑ったことを今でも覚えています。
そして、待合室もないため、電車に乗り遅れると長い時間外で待っておかなければならないため、冬は寒さ、夏は暑さとの闘いとなります。

意識をしないと運動しない

とかいに住んでいる時は、通勤や買い物などで、なんだかんだ歩く機会がありましたが、車生活となると全く歩かなくなります。家から駐車場までと、買い物している間や仕事中しか体を動かす機会がありません。
そんな生活をしていたら都会に住んでいた時より体重が+5キロ・・・
今は体力増進や健康のために、意識して歩くようにしています。

プロパンガスが高い

田舎では、都市ガスが普及していない場合が多く、プロパンガスを使うことが一般的です。これが都市に比べて高額になることが多く、ガス代の負担が大きくなることがあります。

ファミリー向け賃貸物件の選択肢が少ない

田舎では、土地の安さから、家族を持つと家を購入する人がほとんどで、ファミリー向け賃貸物件の供給数が少ないように感じます。
我が家は、この土地にあと何年住むかも未定のため、賃貸物件に住んでいますが、少し手狭になってきました。
そこで住宅を探してもファミリー向け物件はあまり出てきません。

田舎での子育てのメリット

車移動でストレスフリー

田舎では、車移動が主流であるため、公共の場で子どもが騒いだり、他人に迷惑をかける心配が少ないです。
都市部のように周囲を気にしながら子どもを連れて移動することがないので、気楽に外出できます。

自然の中でのびのび育てられる

田舎では、豊かな自然に囲まれて子育てができます。
子どもにとっては、外遊びが多く、自然を身近に感じながら成長できる環境が整っています。
山登りや海、川、すぐそこにあるため、休日ならいつでも連れていってあげることができます。

保育園に入りやすい

都市部に比べて、田舎の保育園は空きがあることが多く、早い段階で希望する保育園に入園できる可能性が高いです。
また、入園基準も柔軟なことが多く、ストレスなく保育園生活を始めることができるのも大きな利点です。

子育て支援が手厚い

これは、住む地域によりますが、私の住む地域では、子育て支援が充実しています。
例えば、自治体が提供する子育てサポートや、地域の子育てイベントが盛んに行われており、田舎でも楽しく子育てができるような工夫がされています。

田舎での子育てのデメリット

実家や友人が遠い

移住前は親や友人が近くに住んでいたため、育児のサポートを受けやすい環境でした。
しかし、今は親や友人と離れて暮らしているため、助けを得るのが難しくなりました。

子育てをしていると、「実家の近くに住んでいたら…」と思うことが多々あります。
例えば、子どもが体調不良で何日も仕事を休まなければならないとき、近くに親がいれば、1日くらいはお願いできるのに…と感じることがあります。

また、美容院に行くなど、一人で用事を済ませたい場面もありますよね。
自分が体調を崩したときも、親の助けがあったらどんなに心強いかと思います。

ほんの数時間でもいいから、気軽に子どもを預けられる環境があれば…と感じることがやっぱりあります。

夜が暗すぎる

田舎は街灯の数が少ないため、夜間の外出が不安になることがあります。
特に小さな子どもを連れての夜間外出は、治安や安全面で心配になることがあります。
また、将来子どもが大きくなって一人で外を出歩くようになった時のことを考えると不安になります。

公園以外の遊び場がない

海、山、川、公園など屋外の遊び場は充実しています。
しかし、都会のような楽しい子どもと遊べるスポットなどのようなものは遠くに足を延ばさないとありません。
雨の日は、ショッピングモールに行く以外することがありません。

教育環境の選択肢が少ない

将来、進学を考えた時に、都会と比べると、家から通うことができる進学先の選択肢が限られます。
また習い事も都会に比べると限られているように思います。

田舎で看護師をするメリット

就職活動に困らなかった

どこの病院も人手不足であることが多く、選択肢は限られるものの、就職活動に困ることがありませんでした。
3つの病院を受けて、3つの病院それぞれ採用をいただきました。

人が温かい

看護師経験があっても、新しい病院では、分からないことって沢山ありますよね。
人々が温かく親しみやすく、なんでも教えてくれる人が多い印象をうけました。
都内で病院を転職した時よりも、入職したての頃の働きやすさは、格段によかったです。

通勤ラッシュがない

満員電車に乗って、通勤することがない事が本当に楽に感じます。
私は、職場の近くに住んでいるため、終業後子どもを保育園に迎えに行っても、30分以内に帰宅できます。
1日24時間って本当にあっという間で、無駄な通勤時間が省けたのも良かった点だと感じています。

田舎で看護師をするデメリット

一方で、田舎で看護師として働く場合にもいくつかのデメリットが存在します。

新しい学びが少ない

田舎では、医療の最前線を感じる機会が少なく、都会のような新しい技術や学びの機会に触れることが難しいことがあります。研修や勉強会へ参加するのも、会場が遠い場合が多く、自己研鑽のモチベーションを保つのが大変なこともあります。
また、10年前から普通に現場でやっていたことを今から取り入れる、なんてこともあり、驚くことも多々あります。

方言による言葉の壁

慣れれば、問題ないですが、特に高齢な方の方言は、何言っているか分からず、大切な情報を聞き逃していないか不安になります。また、なぜか私の標準語が伝わらない場合もあり、困惑することもありました。
また、標準語を話していると、よそ者感があるのか、どこから来たのかと尋ねられます。ほとんどの場合、頑張ってねと言われるため、気にしていません。

看護師の仕事が多い

都会の病院のように、分業がされておらず、こんなことも看護師がしないといけないの??というような事もしています。
病院によるとは、思いますが担当する業務が広範囲にわたることもあり、業務負担が増えることがあると思います。

普通に忙しい

現在、田舎の2次救急病院で働いていますが、周辺では1.2を争う大きい病院のため、普通に忙しいです。
田舎=スローライフ という感じでは全くありません。
むしろ看護師不足が問題になっており、とても忙しいです。
病院が少ないため、緊急時には、二次救急なのにこんな症例が来るの?というようなこともあります。

給料が安い

求人を見た段階でわかってはいましたが、とにかく給料が安いです。
仕事内容より、同じ時間拘束されるなら給料が高い方が良いという考えのため、一番給料が良い病院に就職しましたが、それでも月の手取りは10万円程度少なく、年収も100万円程度は下がっています。

転職先に限りがある

大きな病院で働きたい場合、転職先の選択肢は限られがちです。
一方で、小さなクリニックや訪問看護ステーションは数多くあります。

田舎で一度就職し、その後転職を考える場合、前の職場とのつながりが残ることもあります。
例えば、以前の病院と何らかの関係があったり、前の職場の人が患者として訪れることも考えられます。
そのため、転職の際には慎重に判断することが大切です。

まとめ

田舎移住には多くのメリットがありますが、生活環境や仕事、子育ての面でデメリットもあります。

✔️ 自然の中でゆったり暮らしたい人
✔️ 都会の人混みや通勤ラッシュが苦手な人
✔️ 子どもをのびのび育てたい人

には向いているかもしれません!

一方で、

キャリアアップを重視する看護師
都会の便利さを手放せない人

には少し厳しいかもしれません。

移住を考えている方は、ぜひ実際に滞在してみて、生活のイメージをつかんでから決めるのがおすすめです!

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